研究

心についての哲学的な問いを、認知科学や神経科学の知見と照らし合わせながら考えています。

心の哲学

知覚経験はどのような性質をもつのか。意識経験は、脳の情報処理とどのように関係するのか。知覚・意識・自己をめぐる概念的な問題に取り組んでいます。

認知科学の哲学

認知科学や神経科学の理論が、心について何を明らかにし、何を見落とすのかを検討しています。近年は主に予測処理と自由エネルギー原理を手がかりに、脳・身体・環境の関係と、経験や行為が成り立つ仕組みを考えています。

応用倫理学

神経オルガノイド研究をはじめとする神経科学・生命科学の進展によって生じる、意識の道徳的な重要性をめぐる問いを考えています。

現在の関心

自由エネルギー原理は、生命と心を共通の枠組みで理解する理論になりうるのか。実証研究の知見を踏まえながら、その説明力と限界を哲学的に明らかにすることに関心があります。

もう一つの関心は生成AIです。大規模言語モデルは言葉を理解しているのか。心や意識をもちうるのか。生成AIとともに考え、書くことは、人間の思考をどう変えるのか。心の哲学の問いとして、また教育の現場の問いとして考えています。授業での取り組みについては、教育のページに書いています。

キーワード

  • 哲学・倫理学
  • 心の哲学
  • 知覚と意識
  • 予測処理
  • 自由エネルギー原理
  • 認知科学の哲学
  • 神経倫理学
  • 生成AIの哲学