単著 2026年11月刊
自由エネルギー原理を哲学する
身体・意識・AIを
「予測する心」から「予測する生命」へ。自由エネルギー原理の核心と射程を、実証的な知見と哲学的な議論の両面から検討する入門書です。
- 勁草書房
- 336頁
- ISBN 978-4-326-15505-7
心の
心の哲学と認知科学のあいだを行き来しながら、知覚や意識をめぐる問題と、神経科学・生命科学の進展が投げかける倫理的な問いについて研究しています。また、大学では、英語で読み、書き、議論する力と、批判的に考える力を育てる授業を担当しています。
知覚経験はどのような性質をもつのか。意識は、脳の情報処理とどう関係しているのか。こうした心の哲学の問いを、予測処理や自由エネルギー原理といった認知科学の理論と突き合わせながら考えています。
近年の関心は、自由エネルギー原理が生命と心を共通の枠組みで理解する理論になりうるのか、という点にあります。実証研究の知見を踏まえながら、その説明力と限界を哲学的に明らかにしようとしています。あわせて、生成AIは言葉を理解し、考えているといえるのか、という問いにも取り組んでいます。
東京都立大学の Academic Studies in English(ASE)を中心に、英語のライティング、ディスカッション、プレゼンテーションの授業を担当しています。目指しているのは、英語を身につけること自体よりも、英語で問いを立て、根拠を確かめ、人とともに考えられるようになることです。
また、批判的思考の教育や、考えたり書いたりするときに生成AIを生かす方法にも取り組んでいます。
単著 2026年11月刊
身体・意識・AIを
「予測する心」から「予測する生命」へ。自由エネルギー原理の核心と射程を、実証的な知見と哲学的な議論の両面から検討する入門書です。
このほか、ヤコブ・ホーヴィ『予測する心』(監訳、勁草書房、2021年)、Expected Experiences: The Predictive Mind in an Uncertain World(共編、Routledge、2023年)など。